桐朋学園小学校の学費の目安

桐朋学園小学校の学費の目安

桐朋学園小学校は、4年生になると毎年桐朋学園八ヶ岳高原の寮での合宿活動を行うのが特徴です。
この寮は桐朋学園の子供たちの第二の故郷でもあり、初日に開催されるナイトハイクは森の夜の闇に入る、耳を澄ませる・目を凝らす・夜の森の匂いを体験する、二日目は早朝散歩からスタートとなりハイキング・伐採体験を通じて子供たちの中に自然を呼び覚ますなどの目的で行われる合宿です。

桐朋学園小学校では、一人ひとりの子供の心の隅々まで行き渡る教育をモットーにしている有名私立小学校ですが、授業料は494,400円、児童諸経費が3万円、教材費が29,500円、PTA会費が12,800円、学園債が1口10万円からといった学費の目安になるものが存在します。
この金額は2019年度における金額の目安で、年間にかかる費用です。
入学金が27万円、建設資金が13万円の合計50万円は入学となる4月までに必要な費用で、4月以降必要な学費とは別途用意しておく必要があります。
なお、学園債は学園施設整備を充実させるために1口10万円として協力を委ねるものですが、卒業の際には返還されます。

桐朋学園小学校のカリキュラムは自ら学ぶことを重視。

桐朋学園小学校は豊かな自然に囲まれており、里山の風景を再現した桐の庭があるなど恵まれた環境が整います。
このメリットを活かしたカリキュラムが魅力です。生活科では作物を育てるなど身体を動かして体験することを通じ、学ぶことを大切にしているのが特徴とされます。
生活するために必要な知識や技能を学ぶととこに、情緒や考える力なども培うことができる内容と評判です。
原則として中学受験や高校受験がありませんので、進学率を気にしたガツガツとした詰め込み教育が行われることもありません。
学年を超えた交流がある授業も多く、将来の人間関係づくりに役立つことでしょう。
また、桐朋学園小学校では外国語・国際理解教育も盛んです。
1年生から4年生までは週1回、高学年になると週2回の英会話授業があり、ネイティブとの交流会や外国人講師による授業なども定期的に行われます。
実践的な英会話力を養うとともに、外国の文化や習慣などについても理解できる内容に仕上がっています。